− 住まいの鑑定団 −  気がついたときにチェック!

建物は生き物です。よっていくら高級な建物でも寿命が有ります。
その寿命を早めに判断して対処していく事こそ長く付き合っていく最善の方法だと考えます。
判断箇所は、外観(外壁・屋根など目で見る事が可能な場所)・躯体(くたい…床下・骨組みなど)の大きく2つに分けることができます。
ここでは外観部分の鑑定をご紹介いたします。


 
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外壁を手で触ると白い粉がつきませんか?

これはチョウキング現象(白亜化)と言います。
熱・紫外線・風・雨などの為塗膜が老化して、表面が粉状に消耗していく現象です。
塗膜の防水効果が無くなり壁全体から雨水が染み込んでいきます。  



 
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外壁に細かいヒビが入っていませんか?

これは塗膜割れ(クラック)です。
塗膜に裂け目ができる現象です。
下塗塗膜または素地に達している深い割れをクラック、塗膜表面の浅い割れをヘヤークラックと言います。

雨水が少しずつ染み込んで建物の骨格部分まで達して木造であれば柱の強度が落ちてシロアリの巣になります。
鉄骨であれば錆びてしまいます。
 



 
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鉄部(手摺・門塀)などは錆びていませんか?

鉄部で直接雨、風が当たる場所は錆やすいです。
特に下部をしっかり見てください。
腐敗が進むとぼろぼろになってしまい塗装不可能になってしまいます。
特に手摺などは危険が伴いますので気をつけて見て下さい。
 



 
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天井・窓周辺に染みがありませんか?

天井・窓周辺の染みは少しずつの雨漏りが原因だと考えられます。
サッシ周りのコーキングが切れていないか確認して下さい。
家の中に水が入り込んでいる証拠です。
ほっておくと躯体部分が腐敗したり、錆ついてしまいます。
 



 
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屋根の色ははげていませんか?

最近多々見られるカラーベストと言う部材を御使用の方は、コケや汚れや色やけがないか確認して下さい。
トタン屋根を御使用の方は、水が流れる所の錆などに注意して下さい。
屋根は紫外線や雨を直接受けるので、表面の寿命が外壁よりも短くほおっておくと防水効果がなくなってしまいます。
5〜7年が目安です。
 



いかがでしたか?
少し注意をしてもらえると、家の状況がわかってもらえると思えます。
家は大切な財産!
少しでも長く、快適な住空間を持続するためにも何か気になることがありましたら気軽に問い合わせてください。

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